おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
春、麗しい季節です。ゴールデンウィークですので、あちこちにお出かけになる方もおられるでしょう。公園や海辺で自然を感じながら、一日を過ごすのもこの季節の楽しみの一つです。
外にでて、ふと足元をみると、小さな花が咲いていたり、草が生えていることがよくあります。生命力たくましく、コンクリートの間から顔を出しながら、太陽の方を向いているのです。
こうした花を見るときに、いつも思い出す聖書の言葉があります。新約聖書のマタイによる福音書の6章に記してある言葉です。
「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか」(マタイ6:30)
これは、イエス・キリストの御言葉です。野に咲く小さな花や草にまで、神様の御守りがある。だとしたら、人間であるあなたがたには、より大きな神様からの恵みが豊かにある。そのことを、思い出しなさい。それが、イエスの伝えようとしたことです。
野の小さな花や草にまで、神様からの豊かな愛が注がれている。その愛を知っていただきたいのです。神様は絶えず、私達に愛をもって接してくださるお方なのですから。