おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
このラジオをお聞きの皆様の中には、朝の忙しい時間をすごされていることでしょう。
今のご気分はどうですか。仕事や様々なやるべきことを思い、不安になることもあるでしょう。また、楽しい予定に心躍らせることもあるでしょう。何はともあれ、一日が無事に過ごせたらすばらしいですね。特に、笑顔でいれたら、一日が笑顔で満たされたらどれだけすばらしいことでしょうか。
考えてみますと、笑顔というのは難しいものです。自分で笑おうとしても、どこかぎこちなくなってしまいます。そうした中で、自然に笑顔になるには、誰かの笑顔を見るということが大切だと思います。子どもの笑顔を見ると、こちらまで思わず笑顔になります。笑顔は伝染するのです。
そうはいっても、自分が笑顔になりたいときに、都合よくこちらに微笑みかけてくださる人もなかなかいません。そうなりますと、ますます笑顔になるのは難しそうです。
聖書をみますと、神様が私達に微笑みかけてくださっていると伝えています。
「主が御顔を向けてあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。」(民数記6章25節)
主、とは神様のことです。聖書が伝える神様は、私達に顔を向けて、微笑みかけてくださるお方です。つらいときや悲しい時に、このお方に思いを向けましょう。神様が私達に微笑みかけてくださるということを思うときに、私達も不思議と笑顔になるのです。