おはようございます。ひたちなか市足崎にあります、ひたちなか教会の牧師の小宮山です。
今日は、キリスト教会の最初期のリーダーであるパウロの言葉についてお話をしたいと思います。
イエス・キリストが、唯一無二の存在であるのは、このお方が一度死なれたのに、死を克服し、復活したというところにあります。一度死んだ人が復活する。あらゆる科学や常識を突き破る出来事が、イエス・キリストの復活です。
そして、イエス・キリストを信じるということは、この復活を信じることです。それは復活という出来事を信じるということと、神様は人を復活させる力を持っていると信じることでもあります。
神様は、イエス・キリストを復活させられました。それは、神様の偉大なる力の証明です。そして、イエス・キリストを復活させたその偉大な力によって、わたしたちをも復活させてくださることを信じるのです。それは、自分中心の生き方から、神様と共に生きる道への方向転換です。ローマの信徒への手紙、6章の10節と11節にはこのように書いてあります。
「キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。」
わたしたちを縛る罪という鎖から、イエス・キリストに結ばれることによって解放させていただきましょう。そこに、本当の生きる道があるのです。