おはようございます。ひたちなか市足崎にあります、ひたちなか教会の牧師の小宮山です。
今日は、キリスト教会の最初期のリーダーであるパウロの言葉についてお話をしたいと思います。
聖書によれば、人間は神様に似せて造られました。神様とは異なりますが、極めて近い存在として造られたのです。そのような人間は、神様のすばらしさを示し、互いに愛し合う存在です。それが、本来の人間の姿です。
しかしながら、そうした本来の人間の姿を失いました。それは人間が罪を持ったからです。罪とは、神様から離れることを意味します。そのような人間は神様のすばらしさを現すことはもうできなくなってしまいました。
こうして、人間は神様から離れるだけの存在となってしまったのですが、それでも、神様は人間を助ける道を備えてくださったのです。それが、イエス・キリストによる十字架です。神様は、キリストを十字架につけることによって、人間への罰をキリストに負わせ、救いの道を開いてくださったのです。
ローマの信徒への手紙、3章の23節と24節にはこのように書いてあります。
「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。」
神様は、どんなに欠けのあるわたしたちをも、肯定してくださり、良し、としてくださるのです。どうぞ、神の恵みをあなたも受けてください。