おはようございます。ひたちなか市足崎にあります、ひたちなか教会の牧師の小宮山です。
今日は、キリスト教会の最初期のリーダーであるパウロの言葉についてお話をしたいと思います。
パウロは、教会を建てた人物です。建てたといっても、大工のように建物を建てた訳ではありません。彼は、キリスト教の教えを伝えて、人を育て、教会がただの建物ではなくて、人々が神様を信じることができる場所となるように、整えました。それが、パウロの仕事でした。
そのようなパウロが、絶えず心がけていたであろう言葉がローマの信徒への手紙1章16節です。
「わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。」
この福音とは、パウロが伝えていたメッセージのことです。それは、わたしたちの罪のために、イエス・キリストが十字架にかかってくださり、キリストの十字架を信じる人に永遠の命が与えられるというメッセージです。そして、パウロによれば、福音はすべての国の民に与えられているものであり、それは神の力ですらあるのです。
神のメッセージはユダヤ人であろうと、ギリシア人であろうと、すべての人に開かれています。日本人にとっても、福音は神の力です。どうぞ、神様の力を味わってください。その力は、あなたの人生を明るく導く力です。