おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山です。
今日は旧約聖書にあります詩編と呼ばれる書物の一つの歌、詩編21編のお話です。この詩編は新しい王様が与えられた時に歌われた詩編です。人々が王様のことを喜び、称えたのです。
聖書の時代においては、王様は家系において選ばれました。しかしながら、ある家系に属しているという以上に、神様が王様を立ててくださった。人々を導いておられる神様が、王様を立ててくださったのだ。それこそ、彼らが持っていた信仰です。王様は神様によってたてられ、詩編の21編の7節によれば「永遠の祝福を授け、御顔を向けられると彼は喜び祝う。」とされています。
このところでいわれている永遠の祝福とはなんでしょうか。この祝福とは王様でもない、時代も国も違う現代の日本に住むわたしたちと何の関係もないのでしょうか。決してそんなことはありません。永遠の祝福は、わたしたちにも確かに向けられているのです。
王様であろうと、なかろうと、神様を主、自らの主人だと信じるところに、神様の祝福は用意されているのです。永遠の祝福とは勝利です。そしてもう一つは命です。勝利も、命も、目に見える勝利や目に見える長寿には収まりきらない、真の勝利、真の命があると聖書は語ります。勝利や命は、イエス・キリストというお方によって与えられます。どうぞ、本物の祝福を与えてくださるこのお方に、心からの信頼を寄せていただきたいと思います。