おはようございます。ひたちなか教会の小宮山です。
神も仏もいないのか。こうした嘆きを聞くようになりました。人間の力ではどうすることもできない自然災害が増えています。そうしたものを見た時に、神はこの世界を見捨てたのかと嘆くのは当然のことです。
しかしながら、神を否定することは何も良い結果を生み出しません。信じることは、疑うことに勝るのです。詩編の14編5節にはこのように記されています。
「神は従う人々の群れにいます。」
神はどこにいるのか。この答は、神を信じない人には残念ながらわからないのです。神を否定するということは、このお方に従わないということです。そうである以上、神様を信じることができないのは当然の結果なのかもしれません。
だからこそ、問いたいのです。神などいないと言う前に、なぜ神がこのようなことを起こしたのかということを。考えたいのです。神を否定したからといって、あきらめ以上のものは何も生まないということを。
そして、神を信じる者には、大いなる幸いが約束されているのです。「主が御自分の民、捕われ人を連れ帰られるときヤコブは喜び踊りイスラエルは喜び祝うであろう。」詩編14編7節です。
神はいないと嘆くよりも、神様からの約束を信じること。それが、喜びへの道なのです。